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【7】「ちょっとだけあげる」時のお約束
- 2016/10/26
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【7】「ちょっとだけあげる」時のお約束
「かわいいおねだりのまなざし」攻撃に負けて、
「ちょっとだけ」あげるのが、犬を苦しめる結果
になります。食べすぎによる肥満は糖尿病、循環
器系の病気、関節炎、椎間板ヘルニアの原因です。
味のついた人の食べものに含まれる塩分も、腎臓
や心臓の病気につながります。
■すぐに犬の健康に異常が現れるわけではないので、「ちょっとだけ」と思って、あげてしまうのです。
私たちには自分を肯定する心理があるので、一度「だいじょうぶ」と思ってしまうと、その後は平気でルール破りをしてしまいます。
■「ちょっとだけ」という感覚には個人差があります。少しと思っていても、「かわいいおねだりのまなざし」攻撃に、つい多目にあげてしまうという飼い主がほとんどなのです。
■「ちょっとだけ」のおやつも、1日の必要エネルギーの10%以内です。犬は、口に入る回数で満足度も高くなるので、小指の先くらいの大きさのものを何回かに分けてあげて下さい。
■1日分の食餌量を何回かに分けてあげる場合、きっちり2等分しないで、2回目はちょっとおまけをして「1.5倍」に増やしたりしがちです。この「おまけ」もいけません。
■中毒症状を起こす「ネギ類、チョコレート」などはあげてはいけませんが、人が口にするものほど、安全で安心な食材はありませんから、人の食べものを犬に与えてはいけないというわけではありません。
■でも、スナック菓子には塩分の他にリンが多く含まれているので、栄養バランスが崩れて、カルシウム不足になります。
おせんべいなどの塩味に慣れてしまうと、味の薄いフードを食べなくなることもあります。加工品を過剰に与えるのは、やめましょう。
お腹が空いた時に胃液が急速に分泌されるのを防いだり、空腹からのストレスをやわらげる働きがあります。
犬専用のビスケットの「トリーツ」や「ささみのゆでたもの」、「生のニンジン」などがおすすめです。
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