- Home
- パピーウェルカム・ハンドブック
- 【17】お留守番をさせる
【17】お留守番をさせる
- 2016/10/26
- パピーウェルカム・ハンドブック
- コメントを書く
【17】お留守番をさせる
いつも飼い主さんのそばを離れず、トイレにまで
ついて来るワンちゃんは、「分離不安」かもしれ
ません。飼い主さんと離れることに、異常な不安
を感じてしまうのです。そのため、留守番中に困
ったことをいろいろしてしまいます。
(1)キャンキャン吠え続ける
乳歯が抜けて、永久歯に替わる時期には、歯茎がムズムズするために何かを噛みたくなります。
こんな時には、噛んでもかまわないものをあげて、欲求を解消します。
(2)ウンチやおしっこをトイレ以外のところでしてしまう。
(3)家具や柱などをかじったり、ゴミ箱をひっくり返すなどのいたずらをする。
トイレシートをビリビリに破ってしまうこともありますが、それを食べてしまうと危険なので、新聞紙に換えておいて下さい。
(1)カーテンをしっかりと閉めておく。
吠えた場合の防音効果とともに、外からの物音や人の声などをブロックする。
(2)ラジオをつけたままにしておく。
人の気配が感じられるので、さびしさがまぎれる。
(3)ベッドとトイレをセットしたサークルに入れて、おもちゃを与える。
(いつもクレートをハウスにしている場合には、サークルとセットにします。)
行動範囲を狭くしておけば、トイレの失敗も予防できます。
サークルを飛び越えてしまう犬の場合には、屋根つきにします。
犬の行動を制限することで、落ち着かせることが目的です。
お出かけの時には、「行ってきます」などと声をかけないようにします。何も言わずにそっと出かけましょう。
帰宅した時にも、「ただいま」などと声をかけず、大歓迎してくれていても、落ち着くまではふれあうのは待ちましょう。
子犬は、飼い主さんがいなくなるとさびしくて、キャンキャン吠え始めます。それでも、ほとんどは、30分ぐらいで静かになります。
留守番のトレーニングは、最初は飼い主さんが他の部屋に行って、数分間だけ子犬をひとりぼっちにします。そして、吠え始める前には戻ります。
少しずつひとりぼっちの時間を長くして行きながら、子犬に「いなくなっても、飼い主はすぐに戻ってくる」ということを学習させます。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。