ペットの医療費とペット保険について
ペットを家族の一員に加えるということは、さまざまな費用の負担が新たに増えるということでもあります。
■ペットは、人間の何倍も早く成長し、そして老いていきます。
それはまた、短期間で、さまざまな病気にかかる可能性が高いということです。犬種や猫種によって、特有のかかりやすい疾患もあります。
ペットには、人以上に病気への備えが必要になります。
■ペットの医療費は、高額になります。
公的な健康保険に加入しているので、人が病気で治療を受けた時には、治療費の自己負担は3割です。しかし、ペットには公的な医療保険が存在しない為、動物病院での治療費は、100%、飼い主さんの自己負担となります。また、ペットは言葉を発しないので、血液検査やレントゲン撮影など、病気を調べるためのいくつもの検査が必要になり、医療費が高額になる傾向にあります。
■ペット保険で早期発見・早期治療
ペット保険に加入している飼い主さんは、治療費の負担が軽減されるので、迷わず、すぐにペットを動物病院に連れていけます。病気の早期発見、早期治療で治癒率が高まるというメリットにもつながります。また、薬石効なく、ペットが亡くなったとしても、家族として十分な治療を施すことができれば、穏やかに、愛するペットを見送ることができます。
ペット保険を選ぶポイント
ペット保険は、どこの保険会社でも同じというわけではありません。ペット保険を選ぶためのチェックポイントを紹介します。
■ペット保険は、年齢とともに値上がりする掛け捨て保険
ペット保険は、ペットの年齢とともに保険料が高くなります。加入時の保険料だけでなく、将来、値上がりしていく保険料がいくらになるのかも、必ず確認しましょう。
また、一生涯で支払う保険料の総額はいくらになるのかも、それに対して、受け取れる保険金の最高限度額はいくらくらいなのかといったコスト・パフォーマンスにも注目しましょう。
■通院補償があるペット保険をお勧めします
ペット保険を選ぶ場合に、通院補償があるかどうかは、とても大切なポイントです。
通院補償がついていれば、大きなケガや病気だけでなく、風邪や体調不良での通院も補償されます。ペット保険で最も利用頻度が高いのは、通院補償です。
■補償内容に注意
保険料の安さだけを基準に選ばずに、保険料と補償内容のバランスを必ず確認しましょう。通院補償が無く、手術だけを補償するものや、大きな補償を謳っていても、治療回数や免責事項などが設定されているものもあります。
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