シェルターに新しいお客様が3頭来ました。

★保護犬シェルター通信ではシェルターでの出来事やエンジェル様(保護犬の飼い主様)からのお便りなどを紹介してます。


出来事
シェルターに新しいお客様が3頭来ました。写真でご紹介しているのは、チワワ♀ブルーとミニチュア・ダックス♀ミニーです。
チワワ♀ブルーは、2016年6月生まれで、現在1歳8か月になります。眼がブルー(目色素)なので、繁殖には向かないということでリリースされました。
ダックス♀ミニーは、2017年4月生まれ、現在10ヶ月齢になります。いわゆるカニヘンのサイズで、身体が小さすぎて、繁殖には向かないので、リリースされました。
もう一頭、ミニチュア・ダックスの女の子を引き受けましたが、肺炎になっていて、直行で動物病院に入院となりました。症状が進んでいたので、酸素室に入って、点滴を受けながら、命をつなぐ戦いをしています。
3頭は、みんな同じブリーダーさんのところから来ました。お金がなくて困っていて、フードを提供させていただいたご縁で親しくなりました。
入院中のダックスちゃんも、経済的な余裕がなく、十分に治療してあげられないということで、ユニクドに委譲してもらいました。
生き物を扱っているわけですから、緊急に病院にかからなければならないこともあるので、それが経済的な理由でできない状況であれば、ブリーダーを続けることはむずかしいと考えられます。
しかし、ブリーダーのみならず、多頭数の保護犬を飼養しているシェルターにも同じことが言えるのです。
ブリーダーは、産まれた子犬を販売して、ある程度まとまった額の収入を得ることができます。
シェルターの場合には、譲渡に際していただけるのは「その犬にかかった費用」程度というのが社会通念ですが、それでは、活動を維持していくことは到底できません。そのため、ほとんどの保護団体が、一般の方からの寄付に依存しているのが現実ではないでしょうか?
「いぬねこボランティア」ではなく、ソーシャル・ビジネスとして自立できるような変革が、保護活動に求められているのではないかと思います。
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保護団体名 ユニーク・ドック・ジャパン

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