紹介 | |
犬を迎えたい、と思ったのは東日本大震災の後でした。当時5年生だった息子は余震がある度に怖がり、学校から帰宅すると夫や私の職場に泣きながら電話をしてくることが続きました。引越したばかりで周囲に慣れない中、どうしたものかと夫婦で困り果てていました。そんな時に心理士の先生に勧められたのが『犬を飼う』ことでした。いつも迎えてくれること。寄り添い温もりを感じられることが息子に必要と言われました。しかしここで夫が『新築なのに、犬なんて!床や壁、ソファが傷む!』と反対。夫を説得するのに半年以上かかりました。同じ迎えるなら保護犬と思い、たまたまネットで見つけたユニーク・ドッグ・ジャパンさんに連絡をし、早速シェルターに伺いました。そこで何匹かいた仔犬の中、唯一息子のそばに寄って来たのが当時5ヵ月の白い小さなチワワ、アトムでした。日中留守がちな我が家、仔犬を迎えるのは躊躇しましたがユニークドッグ代表の内田さんの『犬にもその家での役割があるんですよ』の言葉に決心がつきました。 我が家にアトムが来てからというもの、息子は学校から走って帰宅するようになりました。余震も雷も台風も、アトムといれば平気です。小さなアトムの温もりと愛らしさは、私たちの期待をはるかに超える成果をもたらしてくれました。あれから4年、手のひらに乗る程小さかったアトムはちょっと太り気味のデカチワワに成長しました。そして、当初犬を飼うことを大反対していた夫は・・・下記の写真の通り、実は家族の中で誰よりもアトムにメロメロです。もはや犬ではなく、大切なうちの三男坊です。 |
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保護団体名 | ユニーク・ドック・ジャパン |
投稿人 | ふくちゃんさん |
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