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【1】子犬をストレスから守るために
- 2016/10/26
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【1】子犬をストレスから守るために
家にやってきたばかりの子犬の元気がなくなり、
フードを食べず、下痢をしたり、吐いたりする
状態になることがあります。病気の兆候の場合
もありますが、原因として最も多いのが、環境
が急に変わったために不安やストレスで体調を
崩してしまっているためです。
「かわいいから」と家族がかわるがわるかまうと疲れてしまいます。しばらくは、ふれあいたい気持ちをおさえて、静かに見守ってあげて下さい。
子犬には1日に16~17時間の睡眠が必要です。
寝ているときにむりに起こして遊んだり、大きな音で眠りをさまたげたりしないようにしましょう。子どもさんには、このことをよく理解させてあげて下さい。
子犬はまだ内臓の働きが完全ではありません。そのため、消化不良を起こしたり、吐いたりすることがあります。そのような場合には、暖かくして、様子を見守ってあげましょう。
食べすぎると下痢をするので、フードは少量を1日3~4回に分けて与えて下さい。軽い下痢から、あっというまに脱水症状に進んで、命にかかわるような状態になることもあります。
(下痢や嘔吐を繰り返すようなら、すぐに動物病院に連れて行って下さい。)
血液中のブドウ糖が異常に低下すると、だらだらとだ液を流したり、けいれんを起こしたりします。衰弱が進むと命にかかわることもあります。
子犬は糖分を作ったり、それを体内に貯めておく機能が十分に働かないので、低血糖になりやすいのです。
体が冷えないようにして、こまめにフードを食べさせることで予防できます。また、低血糖の症状が見られたら、応急措置として、ハチミツなどをなめさせると改善します。
犬にとっての適温は25℃、湿度は40~60%です。体温の低下で、多くの子犬が死亡しています。
気温が急に下がった時や寒い時期には、温かく過ごせるようにして下さい。
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