【22】子犬の変調を見逃さないで!

【22】子犬の変調を見逃さないで!

病気の初期症状かもしれません。いつも接している
飼い主さんだからこそ、気づくものです。
素人判断をせずに、動物病院へ連れて行って下さい。

1.いつものようにフードを食べなくなった

食べる量が増えたり、減ったりしてもそれほど大問題ではないと思いがちです。でも、病気はまず、食欲の変化として現れるのです。

2.元気がなくなり、ぐったりしている

低体温で衰弱している、あるいは低血糖症になっているかもしれません。どちらも放置しておくと、命にかかわります。

3.吐く

食べ過ぎたために吐くこともあれば、食餌の間隔が空きすぎたために胃酸過多になって、胃液を吐くこともあります。胃腸障害、誤飲誤食、感染症、内臓の病気で吐くこともあります。繰り返して吐く、下痢をともなうなどの症状が見られる場合には、脱水症状を起こす危険性があります。早めに動物病院に連れて行って下さい。

4.下痢をする

子犬は環境の変化によるストレスから心因性の下痢をすることがあります。食べ過ぎによる下痢もよく見られます。ほとんどの犬は、牛乳の成分である乳糖を分解しきれず、下痢になるので、与えないで下さい。
子犬の場合は「絶食させる」と栄養不良になることがあるので、動物病院での適切な治療と、給餌方法についての指導を受けて下さい。回虫や鞭虫、コクシジウムなどが消化器官に寄生していたり、細菌やウィルス性の感染症による下痢の可能性もあります。

5.水を飲む量やおしっこの量が増える

飲み水の量が増えたり、おしっこの量がふえて、おもらししたりするようなら、注意信号です。成犬では腎臓や肝臓の病気、糖尿病や子宮蓄膿症などの可能性があります。

6.呼吸の状態に変化がある 

普段よりも呼吸が深くなったり、ひんぱんにせきをするようなら、肺の病気や心臓病などの疑いもあります。呼吸数を観察して下さい。

7.目やにや涙がたくさん出ている

結膜炎や角膜炎の可能性があります。まつ毛の異常や涙管が詰まっている場合もあります。

8.歩き方がおかしい。

ギクシャク歩く場合には、関節炎、ひざのじん帯や股関節の障害などが考えられます。

【23】感染症の予防「ワクチンの接種」

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


家なき子応援プロジェクト
保護犬の動物病院デビュー
里親入門

投稿のご紹介

  1. 紹介 私にとって生まれて初めて飼った先住犬。こんなに…
  2. 紹介 こんにちは、チワマルの嵐丸(ユニークドックジャ…
  3. 目が見えないトイ・プードルひかり。 最初はいろんなところにゴッチンしていました。 でも、今では上…
  4. 紹介 こんにちは。 我が家にピピ(ヨークシャーテリ…
  5. 保護犬・引取り・里親・エンジェルさん・ユニークドッグジャパン
    出来事 ミニチュア・ピンシャー♀エルサがホームステイに出かけまし…

ピックアップ記事

  1. ガンモ・家なき子応援プロジェクト

    2018-9-27

    ガンモの日常(家なき子応援プロジェクト)

    ガンモはひとりでリハビリ中? 柵の向こうからからは応援団がなにやら言ってますが・・・。 ガン…
  2. 家なき子プロジェクト・フレンチブルドッグ・ガンモ

    2018-9-18

    家なき子応援プロジェクト

    家なき子応援プロジェクトをスタートします。 皆さまの応援をお願いします。 ドッグ・シェルターは、…
  3. 2016-11-11

    もってこいができるようになりました!

    わたしはひかり。 生まれつきの全盲です。 でも、音のするおもちゃなら、もってこい遊びができます。…

投稿のご紹介

  1. 保護犬・引取り・里親・エンジェルさん・ユニークドッグジャパン
    出来事 ミニチュア・ピンシャー♀エルサがホームステイに出かけまし…
  2. 紹介 ロイは1歳の時に我が家へやってきました。 と…
  3. 紹介 3.11の震災で被災地の小さな命を助けたいと思…
  4. 紹介 犬を迎えたい、と思ったのは東日本大震災の後でし…
  5. 紹介 まるを家族に迎えてもうすぐ半年。もうすっかり家…

カテゴリー

ページ上部へ戻る