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【22】子犬の変調を見逃さないで!
- 2016/10/26
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【22】子犬の変調を見逃さないで!
病気の初期症状かもしれません。いつも接している
飼い主さんだからこそ、気づくものです。
素人判断をせずに、動物病院へ連れて行って下さい。
食べる量が増えたり、減ったりしてもそれほど大問題ではないと思いがちです。でも、病気はまず、食欲の変化として現れるのです。
低体温で衰弱している、あるいは低血糖症になっているかもしれません。どちらも放置しておくと、命にかかわります。
食べ過ぎたために吐くこともあれば、食餌の間隔が空きすぎたために胃酸過多になって、胃液を吐くこともあります。胃腸障害、誤飲誤食、感染症、内臓の病気で吐くこともあります。繰り返して吐く、下痢をともなうなどの症状が見られる場合には、脱水症状を起こす危険性があります。早めに動物病院に連れて行って下さい。
子犬は環境の変化によるストレスから心因性の下痢をすることがあります。食べ過ぎによる下痢もよく見られます。ほとんどの犬は、牛乳の成分である乳糖を分解しきれず、下痢になるので、与えないで下さい。
子犬の場合は「絶食させる」と栄養不良になることがあるので、動物病院での適切な治療と、給餌方法についての指導を受けて下さい。回虫や鞭虫、コクシジウムなどが消化器官に寄生していたり、細菌やウィルス性の感染症による下痢の可能性もあります。
飲み水の量が増えたり、おしっこの量がふえて、おもらししたりするようなら、注意信号です。成犬では腎臓や肝臓の病気、糖尿病や子宮蓄膿症などの可能性があります。
普段よりも呼吸が深くなったり、ひんぱんにせきをするようなら、肺の病気や心臓病などの疑いもあります。呼吸数を観察して下さい。
結膜炎や角膜炎の可能性があります。まつ毛の異常や涙管が詰まっている場合もあります。
ギクシャク歩く場合には、関節炎、ひざのじん帯や股関節の障害などが考えられます。
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