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グループ・ホームで暮らしているボブ君
- 2020/2/18
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グループ・ホームで暮らしているボブ君
軽度の知的障害がある方たちのグループ・ホームで暮らしているボブ君、スタッフさんからいただいたエピソードです。
ボブ君の散歩やトイレ・トレーニングに奮闘するOさん、スタッフさんにこんな話をしてくれました。
ボブ君は、とっても寂しがりやなんだよ。私がソファに座っていると、脇の下に顔をうずめてきてね、とっても安心してるみたいなんだ。でもね、ケージに入れようとすると、ぷるぷるふるえちゃうんだ。
ボブ君はね、きっと前の人と離れてしまって、ケージのなかで暮らさざるを得なくなってしまって、だから、ここにやってきて本当によかったって、安心してるんだよ。この子には、人のぬくもりが必要で、だから脇に顔をうずめて眠るんだよ。
私とボブ君は、同じだよ。私も無理やり入院させられて、家もなくして、いまはここにいるけど。だから、ボブ君と私は同じ境遇なの。
Oさんのボブ君へのまなざしは、とても柔らかくて、あたたかいものです。
