【14】子犬のしつけ

しつけは子犬がやってきたその時から始まります。
よいことをほめ、だめなことは叱るといった一貫し
たしつけを家族みんなで実行して下さい。
「犬のしつけ方教室」に家族全員で参加してもらい
たいのはそのためです。

1.問題行動を起こす犬にしないために。

かわいいからと甘やかして、好き勝手させると子犬は飼い主の言うことをきかなくなります。
「自分は飼い主や家族よりも上位だ」と思い込んでしまって、従わなくなるのです。

2.飼い主への信頼感を高めるトレーニング

(1)アイコンタクト(子犬と目を合わせる)
あなたと目を合わせるとよいことがあると子犬に感じさせます。あなたと子犬の間に強いきずなを作る第一歩です。
食べものの小さな粒を子犬の鼻先に持っていって、匂いをかがせ、それをあなたと子犬の視線上に置いて、目が合ったら、名前を呼んでそれを与えます。
(2)だっこ
子犬をだっこして、あなたの腕の中でリラックスするようにします。
子犬を背中向きにあなたのひざの間に座らせ、うしろからやさしくだっこします。
暴れたら、少し強く抱きしめて、おとなしくなったら力をゆるめます。
身をまかせるようなら、安心してリラックスしているということです。
(3)マズルコントロール
マズル(口吻)を片方の手でやさしく包みます。やさしく声をかけながら、マズルをやさしく上下左右に動かします。
「いじめられている」と思わせないようにしますが、「嫌がれば自由になる」ということにならないように、嫌がっても止めてはいけません。
(4)タッチ
子犬が体のどこでも触らせるようにします。
最初は、気持ちのよい胸や首筋から始めます。横向けに寝かせたり、耳、口、しっぽを触り、仰向けにしておなかをさすります。
体を触られても、安心して身をまかせてもいいんだということを覚えさせます。

3.悪いことをしている最中か、直後の1秒以内に罰しないと効果はない。

犬には人が持っている時間の概念はありません。何か悪いことをしても、すぐに罰しないとなぜ叱られたかを理解できません。
「罰として食餌を与えない」、「散歩に連れていかない」などの罰は意味がありません。

【15】子犬の夜鳴きをとめる

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